コンボ潰しの代名詞的存在

この2つの技は、もうおなじみだと思います。この2つの技は、バトンタッチ潰しに一役買っている技です。
実戦では、相手がバトンタッチで調子に乗った時点で、なにも対抗する術がないと
こちらはもう負けたも同然なので、それに対抗できる物があるというのは非常にありがたいことです。
しかし、この技には、重大な欠陥が2つほどあります。


後攻になってしまう

1つは、後攻になってしまう事。これは結構痛いです。
この効果がある事でこの技を有効に使える奴が限られてきます。
まずどんな奴が有効に使えないかというと、耐久力が無い奴。つまりタフじゃないポケモン。
具体的な例だと、64マリスタ戦でサンダースにほえるを覚えさせてた人がいたけど、速さを生かせない上に、
タフでないので、相手からの先制で大きなダメージを受けてしまいます。(わざわざサンダースでやらなくてもねぇ。)
もしもこういうのにほえるやふきとばしを覚えさせてる人がいたらやめたほうがいいと思います。
(最終的にはトレーナーの勝手だけどね)


バトンタッチつぶし、能力アップつぶしに使う技

そして2つ目の問題点。それは、相手がバトンタッチに頼らない戦法を取ってきた場合、技のスペースが無駄になる事。
基本的に、ほえる・ふきとばしは、バトンタッチ潰しにしか使えないので・・・。
他の使い方として、”ほえる・ふきとばし”を自分の苦手とするポケモンが出てきたときに使うという人がいるようですが、
よ〜く考えてみてください。相手は、こちらが苦手としているのポケモンです。
ほえる、ふきとばしは、後攻になる技ですから、相手の攻撃を抜群に受けてしまいます。これはかなり痛いです。
だから、

ふきとばし、ほえるで、苦手なポケモンを飛ばそうとしても痛い目に遭うだけって事です

だから、バトンタッチ潰しにしか使えないわけなんですが、逆にいえば、バトンタッチに対抗できるのは、
ほえる・ふきとばし、(くろいきり)位だし手の内の知らない相手との戦いの時に保険となります。
バトンタッチは、非常に恐いから、技のスペースが一個無駄になるだけで対抗できるなら安い物です。


まとめ

ほえる・ふきとばしは、タフな奴に覚えさせ、実戦では、相手のバトンタッチの保険として持っておく。
基本的に、苦手とするポケモンにほえたりふきとばしてはならない。思わぬ反撃が来ます。
まきびしと組み合わせるのは結構効率が悪いので、やめておいたほうがいいと思います。
(だって、普通に攻撃した方が効率がいいでしょ)